米銀バンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロンのブローカーディーラー子会社の社長だったゲーリー・ストルマイヤー氏は、昨年の同氏解雇は高齢管理職の「粛清」の一環だったとして同行を提訴した。

  ストルマイヤー氏(56)は年齢差別と報復措置を受けたとしてマンハッタンの連邦地裁に訴えを起こした。BNYメロンに32年勤続した同氏は解雇前、BNYキャピタル・マーケッツ社長として150人の従業員を率い、債券・株式セールス・トレーディング・引き受け業務を統括していた。

  訴状によれば、2015年に54歳になった同氏が昇進を望んだ際、「年を取り過ぎている」という理由で拒否され、銀行は「若い人材」を望んでいると告げられた。ストルマイヤー氏の代わりに昇進したのは、41歳の女性。この女性はその後50代や60代の部下を解雇し、若い社員に置き換えたと同氏は主張している。

  ストルマイヤー氏によれば、BNYメロンは16年に同氏を解雇した数日後、17年1月まで子会社にとどまることを認めた。同時に、同氏が引退することを自身で決めたと発表することを求めた。しかし同氏が年齢のための解雇だと不満を示したため、17年1月までの雇用継続の約束をほごにしたという。「銀行は事実上、ストルマイヤー氏をオフィスから閉め出した」と訴状には記されている。

  ストルマイヤー氏は損害賠償を求めている。BNYメロンは同氏の主張についてコメントを控えた。ストルマイヤー氏には地方債投資と債券市場、資本市場についての3冊の著書がある。

原題:Ex-BNY Capital Markets Head Says He Was Fired in Age ‘Purge’ (2)(抜粋)

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