米S&Pグローバル・レーティングはメキシコの信用格付け見通しを「安定的」とし、これまでの「ネガティブ(弱含み)」から引き上げた。実質的な債務水準悪化は見込んでいないとしている。

  同社の発表資料によれば、外貨建て格付けは「BBB+」に据え置かれた。メキシコの一般政府債務は今年と来年、国内総生産(GDP)の約45%相当に達するものの、50%を下回り続けるとの予想を示した。

  S&Pは「2016年終盤のペソ安といった最近のネガティブなショックに対するメキシコ政府・当局の迅速な対応が、最近の急速な債務累積ペースを鈍らせ、政府の債務負担安定化に寄与するだろう」とコメントした。

  メキシコと米国、カナダは越境貿易を巡る新たな合意に達する可能性が高く、メキシコ経済は17年の成長率が2%をわずかに下回り、18、19両年は2-3%になるとの見通しも示した。

原題:S&P Raises Mexico’s Rating to Stable on Improving Debt Outlook(抜粋)

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