ディスカバリー・コミュニケーションズとバイアコムは、スクリップス・ネットワークス・インタラクティブとの経営統合の可能性について、それぞれ交渉を行った。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。ケーブルネットワーク(番組供給事業者)のディスカバリーとバイアコムは、ネットフリックスやユーチューブの台頭で打撃を受けている。

  トラベルチャンネルやHGTV、フード・ネットワークを傘下に抱えるスクリップスの株価は18日の時間外取引で10%上昇。アニマル・プラネットなどの番組を手掛けるディスカバリーも上昇。MTVの親会社バイアコムの株価はほぼ変わらず。

  ケーブルネットワークで事業を拡大した伝統的なメディア企業は、オンライン動画サービスやソーシャルネットワークに視聴者を奪われていることから、買収を通じた成長戦略を迫られている。スクリップスがディスカバリーもしくはバイアコムと統合した場合、コムキャストのような有料テレビ会社との交渉で立場が強まる可能性もある。

  チャーター・コミュニケーションズやAT&Tなど有料テレビの配信業者が近年、買収を通じて事業を拡大していることも、ケーブルネットワークへの圧力を強めている。
 
  3社ともにコメントを控えた。ディスカバリーとスクリップスの協議は米紙ウォールストリート・ジャーナルが18日に先に報じた。バイアコムの関与についてはロイターが先に伝えた。

原題:Discovery, Viacom Said to Have Held Talks to Acquire Scripps (1)(抜粋)

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