欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバーらは近く夏休みに入るが、休み明けに検討する事案について、行内では検討資料の作成が静かに始まっている。

  作業が非公開であることから匿名で語った複数のユーロ圏当局者によると、ECB職員らは量的緩和策(QE)の将来的な道筋について、複数のシナリオを分析している。政策委員会はQEの先行きについて9月かそれ以降に決定する見込みで、そのための準備作業と考えられる。ECBの広報担当者はコメントを控えた。

  職員による分析が進んでいるからと言って、緩和策の変更が差し迫っているわけではない。具体的な提案や時期が策定されたことはなく、QE終了について政策委員会で正式に議論されたこともない。現時点で政策ガイダンスの言い回しを大きく変える意思は委員らにあまりないと、関係者らは述べた。

  ECBは19日から2日間にわたり政策委員会会合を開催する。

原題:ECB Is Said to Study Stimulus Options for Decision Seen in Fall(抜粋)

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