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●日本株反落、さえない米統計と円高で銀行、自動車売り-2万円割れる

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  東京株式相場は反落。相次ぐ経済統計の低調を受けた米国長期金利の低下、為替のドル安・円高推移が嫌気され、銀行や不動産株のほか、輸送用機器や機械など輸出株、海運株が安い。日経平均株価は終値で6営業日ぶりに2万円を下回った。

  TOPIXの終値は前営業日比5ポイント(0.3%)安の1620.48と2営業日ぶりに下落、日経平均株価は118円95銭(0.6%)安の1万9999円91銭と3日ぶりに下げた。

  アストマックス投信投資顧問の山田拓也運用部長は、「世界的にみても、インフレ率が金融当局の目標値に張りつく状態ではなく、過剰流動性を一気に締められるような環境ではない。金利が一方的に上昇するのは難しい」と指摘。銀行や自動車など時価総額の大きい銘柄が「全体相場を押し上げることを期待したいが、金利環境や自動車販売動向からはイメージしにくい」と言う。

  東証1部33業種は不動産、銀行、輸送用機器、海運、医薬品、ガラス・土石製品、サービス、機械、陸運など21業種が下落。水産・農林やその他製品、電機、繊維、鉱業、精密機器など12業種は上昇。売買代金上位では三菱UFJフィナンシャル・グループやファーストリテイリング、三菱地所が安い。新株発行を巡り創業者側の差し止め仮処分請求が却下された出光興産、クレディ・スイス証券が投資判断を中立に下げたアルプス電気も売られた。半面、米著名投資家の株式取得が日本経済新聞朝刊で報じられた東芝が急伸、任天堂や武田薬品工業、富士通も高い。

  東証1部の売買高は18億1725万株、売買代金は2兆1120億円。上昇銘柄数は793、下落は1064。

●債券上昇、米金利低下や株安・円高で買い-長期金利2週間ぶり低水準

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  債券相場は上昇。長期金利は約2週間ぶりの低水準を付けた。米国債相場が弱めの経済統計を背景に続伸したことに加えて、国内株式相場の下落や外国為替市場での円高進行が買い手掛かりとなった。

  長期国債先物市場で中心限月9月物は前営業日の終値比6銭高の150円09銭で取引を開始し、徐々に水準を切り上げ、150円19銭まで上昇。結局は14銭高の150円17銭で引けた。

  三井住友アセットマネジメントの深代潤グローバル戦略運用グループヘッドは、「日本の連休中に海外で急速な金融正常化に対する懸念が後退し、債券はそれなりに買われた。日本発の引き締めは現時点ではあり得ないので、海外金利が落ち着けば、国内でも不安感が後退する」と述べた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の347回債利回りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値と同じ0.075%で開始。その後、円高・株安が進むと買いが入り、0.5ベーシスポイント(bp)低い0.07%と6月30日以来の低水準を付けた。新発5年物の132回債利回りは0.5bp低いマイナス0.055%で取引された。新発20年物の161回債利回りは一時1.5bp低い0.58%、新発30年物の55回債利回りは0.5bp低い0.86%にそれぞれ下げた

●ドルは一時112円割れ、米金利低下や株安で2週ぶり安値-ユーロ上昇

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  東京外国為替市場でドル・円相場は一時1ドル=112円台を割り込み、約2週間ぶりのドル安・円高水準を付けた。米ヘルスケア法案の成立困難などを受けた米金利低下や日本株下落などを背景に、ドル売り・円買いが優勢となった。一方、ユーロ・ドル相場は約1年2カ月ぶりに1ユーロ=1.15ドル台に上昇した。

  午後3時53分現在のドル・円は前日比0.4%安の112円18銭。朝方に付けた112円69銭から水準を切り下げ、午後に入り一時111円99銭と今月3日以来のドル安・円高水準を付けた。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%安。

  CIBC証券金融商品部の春木康部長は、「ドル・円は日本銀行の話や米ヘルスケア法案反対を懸念した株安などが重しとなって112円前半に水準を下げている。ただ、112円前半では買いの目が強い印象」と分析。「米経済指標が弱いものが続く中で112円台は重くなりそうだ」と述べた。

  ユーロ・ドルは同時刻現在、0.4%高の1ユーロ=1.1521ドル。一時1.1538ドルと昨年5月3日以来のユーロ高・ドル安水準を付けた。欧州中央銀行(ECB)は20日に政策理事会を開く予定。

  オーストラリア・ドルが対米ドルで上昇。今月4日の豪中銀議事録公表を受けて、一時1.6%高の1豪ドル=0.7924米ドルと2015年5月以来の豪ドル高・米ドル安水準を付けた。

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