ヤフーは18日、スマートフォンやパソコンで遊べるブラウザゲームに参入すると発表した。同日、専用サイト「Yahoo!ゲーム ゲームプラス」を立ち上げ、HTML5ゲームなど計39タイトルの配信を始めた。HTML5ゲームは次世代型ウェブゲームともいわれ、参画企業の期待も大きい。

  39タイトルの内訳はHTML5ゲームが12、クラウドゲームが27で、52社が参画。スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーX HD リマスター」や「アンティーク カルネヴァーレ」、サイバードの「イケメン戦国◆時をかける恋」などが含まれる。基本は無料ゲームだが、有料のものもある。

  ヤフーの川邊健太郎副社長は東京都内で行われた発表会で、「ハードに縛られることなくいつでもどこでもウェブで楽しめる。これまでのゲームの常識にとらわれないプラットフォームに期待してほしい」と意欲を語った。参画企業のひとつ、角川ゲームスの安田善巳社長も、女性など「これまでゲームをしたことのないユーザーが生まれるプラットフォームだ」と期待感を示した。

  ブラウザで遊べる無料ゲームとしては、フラッシュゲームもあるが、スマートフォンでは利用できなかった。HTML5ゲームは高品質な画像が楽しめるほか、アプリをダウンロードする必要もない。昨年以降、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のFacebook楽天も参入している。

  ファミ通グループの浜村弘一代表はHTML5ゲームの魅力を「ユーザーが集まり、コミュニティー内での交流が生まれること」と説明する。ゲーム会社にとってはソフトの知名度を高める機会となり、楽天やFacebookにとっても収益源となるとし、ウィンウィンの関係を期待している。

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