ホワイトハウスのスパイサー報道官は17日、トランプ米大統領の長男、トランプ・ジュニア氏とロシア人数人との昨年の面談について、ロシア人の子どもの養子縁組政策に関するものだったと説明した。しかし、トランプ・ジュニア氏が先に公表した電子メールは、ロシア政府が提供するとされたヒラリー・クリントン氏に不利になる情報を得られると、同氏が期待していたことを示している。

  スパイサー報道官は記者団に対し、「私が知る限り、養子縁組とマグニツキー法に関する議論以外に何かがあったと推測させるものは存在しない」と発言した。2012年成立の同法は一部のロシア当局者に対する制裁を定めている。

  だが、トランプ・ジュニア氏はロシア人弁護士との面談がニューヨーク・タイムズ紙によって報じられた直後に、米大統領選で民主党のクリントン氏に不利になる情報を入手できると期待して面談に同意したと説明していた。またトランプ大統領もスパイサー報道官の発言の数時間前に、トランプ・ジュニア氏は「政敵の情報」を期待して面談したとツイッターに投稿した。

  トランプ大統領はツイートで、「政敵の情報を得るためだったら、長男が出席したような会合に大多数の政治家が臨んだだろう。それが政治というものだ」と言明した。

原題:Trump Jr. Met With Russian to Talk About Adoptions, Spicer Says(抜粋)

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