米フェデックスは17日、子会社TNTエクスプレスは6月に受けたサイバー攻撃で情報システムが完全に復旧しない可能性があり、業績が打撃を受ける見込みだと発表した。

  フェデックスが17日の米当局への届け出で、広範なサービス・出荷書類の遅れが続いていると説明。施設は正常に機能しているものの、業務のかなりの部分を手作業に頼らざるを得ない状況だという。

  シーポート・グローバル・ホールディングスのシニアアナリスト、ケビン・スターリング氏は「フェデックスにとって最大のリスクは市場シェアを失う可能性だ」と指摘。「顧客は荷物のトラッキングを望むが、フェデックスはそれができない可能性がある」として、ライバルのDHLやユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)がフェデックスの欧州顧客を奪おうとするだろうと述べた。

  17日の米株式市場でフェデックスの終値は1.6%安の215.48ドル。

原題:FedEx’s TNT Reels From June Cyberattack as Damage Lingers (1)(抜粋)

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