米ブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は米経済について、予想よりも緩慢なペースで成長しており、第2四半期(4-6月)は2.4%の緩やかな成長率になるとの見通しを示した。

  フィンクCEOは17日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、「われわれが立ち向かわざるを得ない暗雲はなお漂っている」と発言。企業業績はここのところ良好だが、「想定していたような個人所得の増加は見られていない」と述べた。

  フィンク氏は、市場へのリスクは主要改革を速やかに可決させるホワイトハウスの執行力だとする自身の懸念をあらためて表明。「米国の税制改革は実現するのだろうか」と問い掛けた。

  ブルームバーグ・ニュースの調査によると、4-6月期の米成長率は2.8%となる見通し。今年は2.2%成長が予想されている。

  米国の見通しと比べると、「欧州は非常にポジティブだ」とフィンク氏は指摘。「欧州の政治的環境やマクロン仏大統領のおかげで、これほど強い欧州は過去10年あるいは12年間に見たことがない」と話した。

原題:BlackRock’s Fink Sees Slower Growth for U.S. Amid Dark Clouds(抜粋)

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