イラン当局はロウハニ大統領の弟ホセイン・フェレイドゥン氏を「金銭問題」で拘束した。国営タスニム通信が司法当局の情報を引用して伝えた。また、イランに「潜入した」疑いで中国系米国人男性が禁錮10年の刑を言い渡された。AP通信がイラン裁判所の関連サイトを引用したところによれば、この男性は中国と米国の二重国籍を持つ37歳の歴史研究者。

  タスニムが16日に司法省報道官の記者団への説明を引用して報じたところによれば、フェレイドゥン氏は勾留されたが保釈は可能。2015年にイランと世界の主要国が合意に至った核問題交渉で大統領を側近として支えたフェレイドゥン氏が拘束された理由について報道官は詳述しなかった。

  ロウハニ大統領と政治的に対立する人々は、制裁緩和と引き換えにイランの核プログラムの抑制を図った核合意を批判しており、約束通りの経済的恩恵をイラン国民にもたらしていないと指摘している。フェレイドゥン氏は一部の保守派政治家から最近、汚職疑惑を追及されていた。

  穏健派のロウハニ大統領は5月に再選を果たした。

原題:Iran Detains President’s Brother, Sentences Chinese-American (1)(抜粋)

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