トランプ米政権は14日、イスラム教徒が多数派を占める6カ国からの入国を制限する大統領令を巡り、ハワイ州の連邦地裁判事が適用緩和を命じたことを不服とし、連邦最高裁に直接上訴した。

  トランプ政権は14日遅くの訴状で、配偶者や義理の両親を含め少なくとも一部近親者の入国を認めなければならないとした6月26日の最高裁決定について明確化するよう申し立てた。同月末に執行された大統領令に対し、同州の連邦地裁判事は今月13日、最高裁決定に基づけば政府が入国を制限できない家族の種類には、政府が示した基準以外にもあるとの判断を下した。

  政権側の弁論を行うウォール訴訟長官代行は訴状で、同州連邦地裁判事の判断について、「最高裁の決定をゆがめ、最高裁が打ち立てた公平なバランスを覆すものだ」と指摘した。

原題:Trump Takes Travel Ban Dispute to U.S. Supreme Court Again (1)(抜粋)

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