米携帯電話事業者スプリントの会長であるソフトバンクグループの孫正義社長は、資産家ウォーレン・バフェット氏およびジョン・マローン氏とスプリント出資について協議したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。

  情報が非公開だとして匿名を条件に述べた関係者によると、バフェット氏は100億-200億ドル(約1兆1250億-2兆2500億円)の出資を検討している。一方、マローン氏も追加で資金を投じる可能性があるという。

  ソフトバンクはスプリントの株式83%を保有する。今回の出資の一部はこの株式の希薄化につながる一方、残りは現金による財務力強化になると同関係者は述べた。

会合に出席する孫正義氏(13日、アイダホ州サンバレー)
会合に出席する孫正義氏(13日、アイダホ州サンバレー)
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  孫氏はアイダホ州サンバレーで開催されたアレン社主催の年次会合で、バフェット、マローン両氏と個別に会談したという。14日の米株式市場ではスプリントが一時8%を超える値上がりとなった。スプリント出資に関する孫氏の協議については、ウォールストリート・ジャーナル紙が先に報じていた。

  スプリントの買収候補としてたびたび報じられるTモバイルUSの株価も上昇し、一時1.3%高。

  スプリントとソフトバンク、およびマローン氏の事務所にコメントを求めたが、返信はない。バフェット氏のアシスタントにコメントを求めるメッセージを残したが、連絡はない。

原題:Sprint Chairman Is Said to Seek Investments From Buffett, Malone(抜粋)

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