6月の消費者物価指数(CPI)は前月比ほぼ変わらずだった。米金融当局のインフレ目標達成への見通しは一段と不透明になってきた。

  米労働省が14日発表したCPI総合は前月比変わらず。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.1%上昇。前月は0.1%低下だった。

  6月のCPIは前年同月比では1.6%上昇と、前月の1.9%上昇から0.3ポイント伸び率が低下した。インフレ率は2月の2.7%をピークにこれで4カ月連続低下し、昨年10月の水準まで後退した。市場予想は1.7%上昇だった。

  食品とエネルギーを除くコアCPIは前月比0.1%上昇と、3カ月連続で同率の伸び。市場予想は0.2%上昇だった。前年同月比では1.7%上昇。

  航空運賃や新車・中古車、携帯電話サービスなどの低下が目立った。新車は0.3%、航空運賃は2.7%それぞれ下げた。エネルギー価格は前月比で1.6%低下。食品はほぼ変わらずだった。

  一方、医療費は0.4%上昇と、昨年8月以降で最大の伸びとなった。前年比では2.7%上昇した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Inflation Seen Taking Longer to Reach Fed Goal on Unchanged CPI(抜粋)

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