13日の米国債相場は反落。午後には30年債入札結果の不調を受けて日中安値圏での取引となり、イールドカーブはスティープ化した。

  ニューヨーク時間午後4時30分頃の10年債利回りは、前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げて2.34%。30年債利回りは3bp上昇し2.91%。日中は2.94%まで上げる場面があった。5年債と30年債の利回り差は一時、104bpに拡大した。

  米国債先物相場下落の影響もあって、寄り付きから軟調な取引となった。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院銀行委員会で行った証言にはほとんど反応しなかった。

  米財務省がこの日実施した30年債入札(発行額120億ドル)では最高落札利回りが2.936%と、発行前利回りを上回った。投資家の需要を測る応札倍率は2.31倍と、直近10回の入札の平均(2.27倍)に近い水準となった。

  市場では、米労働省が14日に発表する6月の消費者物価指数(CPI)への注目度が一段と高まっている。前日はイエレンFRB議長がインフレの軟調がいつまで続くかについてより深い懸念を示唆したことを受け、米国債相場が大幅上昇していた。ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、キット・ジャックス氏は、インフレ統計が米金融当局の「市場との対話に向けたバスの運転でより大きな役割を果たしている」と指摘した。

原題:Treasuries Bear Steepen as Soft 30Y Auction Weighs on Long End(抜粋)
原題:Treasury 30-Year Auction Draws Yield Above Market’s Level: Chart(抜粋)
原題:CPI Looms Even Larger for Bond Market After Yellen Testimony(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE