13日のニューヨーク外国為替市場でドルはほぼ変わらず。ユーロは主要10通貨の大半に対して下落した。イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長は2日目の議会証言で、引き続き漸進的なペースでの利上げを示唆した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.1%上昇して1ドル=113円28銭。対ユーロでは0.1%高い1ユーロ=1.1398ドルだった。

  この日はユーロ・クロスの利益確定が中心となった。イエレン議長は上院銀行委員会の公聴会で労働市場の引き締まりに触れた上で、経済のスラック縮小に伴い賃金と物価が上昇し始める可能性があると指摘。インフレリスクには「二面性」があるとし、それが、政策当局者らが「緩やかな利上げの道筋を維持することが引き続き賢明だろうと感じている」理由だとした。

  14日は6月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。

  欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、8月下旬に米ワイオミング州ジャクソンホールで開催されるカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムに出席する。ECBの債券購入プログラムに関する9月の決定について、手がかりが出てくる可能性がある。

  ブレイナードFRB理事はインフレを2%目標へ戻すことに最も注力していると述べた。またダラス連銀のカプラン総裁は「中期目標であるインフレ2%の達成に向かい前進していることを示すより強い証拠を見たい」と述べた。

原題:Dollar Steadies Near 10-Month Low; Euro Weighed by Profit-Taking(抜粋)

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