日本生命保険は、仏大手金融機関BPCEが発行する民間企業初のヘルスケアボンドに5000万ドル(約57億円)を投資したと発表した。

   BPCEが発行したのは年限10年の米ドル建て私募債。表面利率3.364%、スプレッド(金利上乗せ幅)は米国債+105bp(ベーシスポイント、1bp=0.01%)程度で条件決定した。BPCEは調達した資金を、フランス国内の地域医療機関・保健施設・社会福祉施設への融資や在宅医療・介護活動への支援に充てる。

  日本生命では生命保険の域を超えた社会に必要な価値の提供にも取り組んでおり、日原龍クレジット投資部長は「理念が一致するヘルスケア領域に資金使途を明確化した米ドル建債券を、当社向けに特別に発行してもらった」と説明。投資理由については「公共性・社会性に加えて、ALM(資産・負債の総合管理)の観点から米ドル建て投資のニーズがあったことや魅力的な利回りが期待できた」という。

  BPCEは6月にも社会貢献目的で総額581億円のサムライ債(年限10年で発行額76億円、表面利率は0.467%)を発行している。

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