イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は12日の議会証言で、株式投資家にとって大きな議論の的となる問題の一つに触れた。企業経営者による手元現金の使い方だ。

  イエレン議長は「米企業は何年も多くの資金を寝かせたままにし、われわれが理想的に期待するような規模で工場や設備に支出することに消極的な姿勢だ」と指摘した。

  その規模はウォール街の期待にも届いていないようだ。S&P500種株価指数の構成企業の設備投資額に関するアナリスト予想は、大統領選の後に1年半ぶりの高水準に達した後、横ばいとなっている。過去12カ月の1株当たり設備投資実績は69ドルで、2012年以来の低水準にある。大統領選後には、向こう1年の設備投資額予想は10%余り増加し、3月に1株78ドルでピークを付けたが、その後は減少している。

原題:Yellen ‘Sitting on Cash’ Quip Hits Home as Capex Outlooks Stall(抜粋)

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