12日の米国債相場は続伸。午前の取引でイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言の内容が公表された後に上昇、午後は狭い値幅での推移にとどまって朝方の上昇幅を維持した。

  ニューヨーク時間午後5時現在の10年債利回りは、前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 下げて2.32%。

  イエレンFRB議長は半期に一度の議会証言で、「経済見通しには常に、相当な不確実性が伴う」とし、「例としては、インフレがいつ、そしてどの程度、リソース活用の引き締まりに反応するかを巡る不確実性が挙げられる」と述べた。

  米金利ストラテジストらは、議会証言のポイントの一つは、米経済の見通しに付随する幾つかのリスクの中でインフレを巡る不確実性がまず挙げられたことだと指摘。ナットウェスト・マーケッツの米州戦略責任者、ジョン・ブリッグス氏は、「インフレ率の低下が一時的現象だと全面的に信じる姿勢から少しだけ離れた」ことを示す発言だと話した。

  米財務省が12日実施した10年債入札(発行額200億ドル)では最高落札利回りが2.325%と、発行前取引の利回りを上回った。投資家の需要を測る応札倍率は2.45倍と、直近10回の入札平均(2.44倍)とほぼ一致した。

原題:Treasuries Advance, Curve Steepens After Dovish Yellen Take(抜粋)
原題:Yellen Wavers on Whether Disinflation Is Transitory: Strategists(抜粋)
原題:Treasury 10-Year Sale Has Above-Market Yield After Yellen: Chart(抜粋)

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