12日の米株式相場は上昇。ダウ工業株30種平均は最高値を更新。S&P500種株価指数は最高値に接近した。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が、インフレ率が目標を下回る状況が続く中で性急な利上げはないとのシグナルを発したことに反応した。

  S&P500種ではテクノロジー銘柄が大きく上げた。イエレン議長は経済に対する自信を表明しつつ、インフレは利上げを強制するような状況ではないことを示唆した。

  S&P500種株価指数は前日比0.7%高の2443.25。ダウ工業株30種平均は123.07ドル(0.6%)上げて21532.14ドル。

  S&P500種の業種別11指数は全て上昇。最も上げたのは情報技術と不動産株の指数で、いずれも1.3%高。情報技術株ではエヌビディアやペイパルが高い。一方で上げが最も小さかったのは金融株指数の0.1%。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー指数(VIX)は10.3に低下した。

  S&P500種構成銘柄の出来高は30日平均を約11%下回った。

  今週は14日にJPモルガン・チェース、シティグループなどの決算が発表される。

  ブルームバーグが実施したアナリスト調査では、S&P500種構成銘柄の第2四半期決算は6.3%の増益が予想されている。

原題:U.S. Stocks, Bonds Jump on Go-Slow Fed; Oil Climbs: Markets Wrap(抜粋)
原題:U.S. Stocks Advance After Yellen Testimony as Tech Shares Rally(抜粋)

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