「ZIRP」から抜け出す競争では、北米の中央銀行がリードしている。ZIRP、つまり「ゼロ・インタレスト・レート・ポリシー」からの脱却だ。
   
  金融政策の行方に対する見方が急速に変化している。6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が1-1.25%に引き上げられたように、カナダ銀行もゼロを大きく上回る水準に政策金利を引き上げると市場が織り込んでいることを12カ月物フォワード取引は示唆している。英イングランド銀行など他の中銀は大きく出遅れている。

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  今では欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁も緩和策縮小を示唆しているが、セントラルバンカーのタカ派シフトを主導したのはカナダだ。カナダ中銀のポロズ総裁はポルトガルのシントラで6月28日に開かれたECBフォーラムで、利上げを検討する可能性があると表明。それまで政策の違いが目立っていた主要中銀だが、今は多くがタカ派色を強めつつある。

  カナダ中銀は12日、金融政策報告と政策金利を発表する。同期的な引き締めに向けた動きの中で、具体的な行動を取る最初の中銀となる可能性が高い。

原題:Bank of Canada’s Decision First Test of Central Bank Convergence(抜粋)

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