11日の米国債相場は上昇。ドナルド・トランプ・ジュニア氏はロシア人弁護士との面談の前に仲介者とやりとりした電子メールを11日公開した。これを受けて株式相場が下落。米国債は上昇に転じ、引けまでプラス圏を維持した。

  ニューヨーク時間午後5時現在の10年債利回りは、前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 下げて2.36%。

  ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)理事の発言や、3年債入札の好調も債券相場の堅調維持を支えた。

  同理事はこの日の講演で追加利上げについて慎重な姿勢を示す一方、バランスシート縮小計画については「早期」に進めることを支持。これを受けて5年債と30年債の利回り差が急速に拡大し、イールドカーブはスティープ化した。

  3年債入札(発行額240億ドル)は好調。最高落札利回りがは1.573%と、発行前取引の利回りを3bp下回った。

  トランプ・ジュニア氏は自身の電子メールのやりとりを公開した。それによると同氏は、昨年ロシア人弁護士と面談する前に、米大統領選でヒラリー・クリントン陣営に不利となるロシア政府からの情報を同弁護士が持っていると面談の仲介者から伝えられていた。

原題:USTs Bull-Steepen After Trump Jr. Email, Brainard Fuel Gains(抜粋)
原題:Treasuries Pare Losses, Eroding Concession Ahead of 3Y Auction(抜粋)
原題:UST 3Y Auction Stops Through; Direct Award Largest Since October(抜粋)

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