11日のニューヨーク外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して下落した。トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏が昨年のロシア人弁護士との面談について、関連する電子メールを公開したことが手掛かりだった。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.1%下げて1ドル=113円94銭。対ユーロでは0.6%下げて1ユーロ=1.1467ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。

  電子メールによると、ドナルド・トランプ・ジュニア氏はロシア人弁護士と昨年面談する前に、同弁護士がロシア政府当局者からヒラリー・クリントン氏を不利にしかねない情報を得ていると、仲介役から伝えられていた。

  市場参加者は12日午前10時から米下院金融委員会で行われるイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の証言に注目している。

  ブレイナードFRB理事は追加利上げについて慎重な姿勢を示した一方で、バランスシート縮小計画については「早期」に進めることを支持した。

  同理事は11日、ニューヨークで講演。「インフレが当局目標近くに戻るよう誘導するため、私はインフレ動向を注意深く見守り、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標のさらなる引き上げに関しては慎重に行動したい」と述べた。 

原題:Dollar Tumbles, Euro Gains After Trump Jr. Releases Emails(抜粋)

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