11日のニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。米エネルギー情報局(EIA)は2018年の米原油生産見通しを日量990万バレルに引き下げた。6月時点での見通しは1001万バレル。EIAが来年の予想を引き下げたのは、1月に同年予想の発表を開始して以来で初めて。

  プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニア市場アナリスト、フィル・フリン氏は電話取材に対し、「石油輸出国機構(OPEC)が何をしようがシェール産業は繁栄すると思っていた向きは、現実を突きつけられた」と指摘。生産がこれまで予想されていたほどに増加しなければ、「弱気派はこれまで固く信じてきた予想を疑ってかかるべきだ」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比64セント(1.44%)高い1バレル=45.04ドルで終了。今月3日以降で最大の値上がり。ロンドンICEの北海ブレント9月限は64セント上昇の47.52ドル。

原題:Oil Climbs After U.S. Crude Output Forecast Is Cut for Next Year(抜粋)

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