テマセク:3月末の資産評価額、過去最高の約22兆7000億円-株高寄与

  • 資産評価額は1年で13%膨らむ-前年度は9%目減り
  • 中・長期的には「不透明感」-リム・ブンヘン会長は先行き警戒

シンガポールの政府系投資会社、テマセク・ホールディングスの保有資産評価額が過去最高となった。株高を追い風に持ち直したものだが、同社は世界経済見通しに不透明感があるとして先行きを警戒している。

  11日発表の報告書によると、同評価額は今年3月末時点で2750億シンガポール・ドル(約22兆7000億円)と、1年で13%膨らんだ。前年度は9%目減りし、世界金融危機以降で最悪だった。

  リム・ブンヘン会長は「世界的な景気回復は勢いを増しつつあるものの、中・長期的に依然として不透明感がある」と指摘。その上で、テマセクには投資機会を活用しショックを乗り越える能力が十分備わっていると述べた。

原題:Temasek’s Assets Jump to Record $199 Billion on Rallying Stocks(抜粋)

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