発電や送電網への投資額が昨年、化石燃料供給向けを初めて上回った。エネルギー業界は自動車や建造物に加え、産業工程などあらゆる分野で電化に向けた準備を進めている。

  国際エネルギー機関(IEA)が11日発表した報告書によれば、昨年のエネルギー投資全体は12%減の約1兆7000億ドル(約194兆円)。その42%に相当する7180億ドルが発電・電力供給網拡充に充てられた。対照的に石油・ガス・石炭供給向けは7080億ドルに減少。原油安や大手石油会社における減益が響いた。

  IEAのチーフエコノミスト、ラズロ・ バロ氏は電話会議で、「石油・ガスは100年間にわたり最大の投資先だった。それが2016年に変わったのだ。再生可能エネルギーへの投資は堅調で、電力ネットワークへの投資が増えた。今や電気が最大の設備投資先だ」と語った。

原題:Electricity Overtook Fossil Fuels in Push for Investment in 2016(抜粋)

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