独VWの排ガス不正問題拡大、傘下ポルシェ部門も捜査

  • シュツットガルトの捜査当局が排ガス問題で正式捜査を開始
  • ドイツ国内および米国の従業員の役割について調べを進める

ドイツ・シュツットガルトの捜査当局は10日、独フォルクスワーゲン(VW)傘下ポルシェが排ガス不正のためのソフトウエアを搭載した車を販売して消費者を欺いた疑いがあるとして、昨年開始した非公式な調査を正式な捜査に切り替えることを明らかにした。

  シュツットガルト当局の広報担当社ヤン・ホルツナー氏の電子メールでの発表によれば、ドイツ国内および米国でのポルシェ従業員の役割について捜査している。具体的な個人名は挙げられていない。

  VWは2015年9月、世界でディーゼル車約1100万台に排ガス試験を操作するための不正な部品を搭載したことを認めた。今回の捜査により、VWはドイツ国内でディーゼル不正を巡り3件の異なる捜査に直面することになる。ブラウンシュバイクの捜査当局はVWの37人を対象としており、ミュンヘン当局はアウディ部門で捜査を進めており、対象人数は明らかにしていないが1週間前に1人を逮捕した。VWは米国など海外で刑事捜査の対象にもなっている。

  ポルシェの広報室に電子メールでコメントを求めたが今のところ返答はない。

原題:VW’s Porsche Brand Probed as Diesel Fraud Scandal Spreads (1)(抜粋)

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