仮想通貨ビットコインの取引所「マウントゴックス」の巨額コイン消失事件で、業務上横領罪などに問われた同社社長のマルク・カルプレス被告(32)の初公判が11日、東京地裁(入江猛裁判長)であった。カルプレス被告は起訴内容について無罪を主張した。

  起訴状によるとカルプレス被告は2013年10月、顧客の資金を管理していた同社名義の銀行口座から計約3億2100万円を外部の口座に送金して横領するなどした。そのうち約600万円を自分の天蓋付きベッドの購入に充てたなどとしている。

  初公判でカルプレス被告は、日本語で「私は神に誓って無実であると申し上げる」などと述べた。被告側弁護人は、振り込みによる入金については争わないが、被告人の行為は横領に相当しないなどと主張した。

  同社を巡っては、14年、不正アクセスによって当時のレートで約480億円に相当する約85万ビットコインが消失したことが発覚。同社は同年2月に民事再生法の適用を申請した

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