10日の米国債相場は小じっかり。世界経済が成長軌道を取り戻すかどうかを見極めようと、市場では4-6月(第2四半期)決算の発表が待たれている。

  イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は12日に議会で証言。FRBのバランスシート縮小がいつ始まるのか、手がかりが与えられるとの期待が広がっている。

  ニューヨーク時間午後5時前の10年債利回りは、前営業日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 下げて2.37%。過去2週間では23bp上昇している。

  PGIMフィクスト・インカムの上席投資責任者、グレッグ・ピータース氏は最近の債券利回り急伸について、パニックに陥るのではなくむしろ持ち高を増やすべき兆候だとみている。「債券市場に死を宣告するのはまだまだ早い」とピータース氏はブルームバーグラジオで話した。

  またプリンシパル・グローバル・インベスターズの最高経営責任者(CEO)、ジム・マッカーン氏は先週の債券安は恐らく、20カ国・地域首脳会合や米政策に対する不透明感に関連した短期的な下げだと指摘する。「本当に売り浴びせが続くとは考えられない」とブルームバーグテレビジョンに対して述べた。

  この日発表された経済統計では、6月の米労働市場情勢指数が1.5ポイント上昇。5月は3.3ポイント上昇していた。また5月の米消費者信用残高は184億ドル増加。予想は135億ドルの増加だった。

原題:U.S. Stocks Rise on Tech Bounce, Commodities Gain: Markets Wrap(抜粋)
Death-of-Bond-Market Concern Means It’s Time to Buy, Peters Says(抜粋)

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