10日のニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。リビアとナイジェリアが産油量に上限を設けるかどうかが注目されているが、市場の見方は懐疑的で、相場は約1ドルのレンジ取引にとどまっている。クウェートのマルズーク石油相によると、両国は24日にロシアで開かれる産油国会合に招かれている。

  ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ(マサチューセッツ州ウィンチェスター)のマイケル・リンチ社長は、リビアとナイジェリアが上限設定に応じる可能性に市場の期待が高まっているが、確実ではないために「相場は一進一退となっている」と電話取材に対して話した。両国を「話し合いの席につかせ、何らかの合意に署名させるまで、長い道のりになるのではないかとの心配が広がっている」とリンチ氏は続けた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前営業日比17セント(0.38%)高い1バレル=44.40ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は17セント上昇の46.88ドル。

原題:Oil Hovers Near $44 as Market Weighs Libya, Nigeria Output Caps(抜粋)

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