プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントは、ゴルフ業界がようやくラフから脱出しそうだとみている。

  アポロはカリフォルニア州ミッションヒルズやテキサス州ウッドランズなどカントリークラブを経営するクラブコープ・ホールディングスを、11億ドル(約1254億円)で買収することで同社と合意した。アポロは安定した現金収入をもたらす数十万人のゴルフ会員を手に入れる。

  ゴルフ人口は2003年をピークに減少している。ここ数年間で多くのゴルフ場が閉鎖され、ゴルフ関連小売業者やメーカーは打撃を受けた。ゴルフ用品小売り大手の米ゴルフスミス・インターナショナルは昨年、連邦破産法に基づく会社更生法手続きの適用を申請した。またスポーツ用品メーカーのナイキは、かつてはタイガー・ウッズとスポンサー契約していたゴルフ用具事業から撤退した。

ゴルフ人口はピークを過ぎたが、一部ファンの人気は根強い
ゴルフ人口はピークを過ぎたが、一部ファンの人気は根強い
Photographer: Martin Leissl/Bloomberg

  しかし一部ファンの間ではゴルフ人気は根強く、アポロが獲得する会員数は43万人を上回る。

  アポロのシニアパートナー、デービッド・サンバー氏は「アポロのリソースと専門知識を強化する一方で、ゴルフ事業を引き続き成長させるためクラブコープのチームと協力していく」とのコメントを発表した。
 
原題:Apollo Makes $1.1 Billion Wager That Golf Remains a Cash Cow(抜粋)

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