米資産運用会社Tロウ・プライス・グループは新興市場のジャンク級(投機的格付け)社債の売りを進めている。1年半続いた相場上昇が終わりつつあるとみている。

  ボルティモアで運用を担当しているサミー・ムアディ氏は、こうしたジャンク債は米国の金利上昇や予測困難な政策、それに欧州での予期できない政治的展開に対して脆弱(ぜいじゃく)だと指摘した。

  ただボラティリティー調整後の観点から見て高めのバリューを提供しているアジアの債券は買い込んでいる。中でもインドとインドネシアは最も大きな「オーバーウエート」のポジションだという。

  「ずっと悪いニュースが無視されている。投資家はクレジットカーブのスティープ化に用心すべきだ。今後3-6カ月は投資適格級のクレジットへの投資を増やす好機だ」と同氏は語った。

原題:T. Rowe Selling Emerging-Market Junk Bonds, Sees Value in Asia(抜粋)

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