アライアンス・バーンスタインのセルサイド部門は、複数のファンドマネジャーがアナリスト調査とその他基本サービスを利用する権利の値段として年間15万ドル(約1710万円)前後を提示している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  交渉の途中であることを理由に匿名を条件に語った関係者によると、バーンスタイン・リサーチのロンドンのチームがこの基本パッケージ販売の交渉に当たっており、提示価格は相手方のこれまでの調査利用状況と将来的ニーズによって異なるという。基本パッケージにはアナリストリポートとグループ電話会議、または会議が含まれる。

  欧州連合(EU)の金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)は来年1月3日に発効する。同規則は資産運用会社が取引手数料と投資調査代金を分けて支払うことを義務付ける。セルサイドの証券会社とバイサイドの運用会社は規則発効までに調査の値段について合意しようと模索している。今までに提示された価格はクレディ・アグリコルと野村ホールディングスのプレミアムパッケージの年間12万ユーロ(約1560万円)など。

  バーンスタインは顧客との協議内容についてコメントしないと広報担当者が述べた。

原題:Bernstein Said to Quote $150,000 for Basic Research Under MiFID(抜粋)

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