ムニューシン米財務長官は9日、ホワイトハウスが税制改革法案の年内議会通過に「全力を尽くす」と述べるとともに、同案には富裕層向けの40%の税率が含まれないことも明らかにした。

  ムニューシン長官はABC放送の番組「ジス・ウィーク」で、「年内に採決し議会通過が可能になるよう9月初めに同案を全面的に公表する計画だ」と説明。同案の「目標」は引き続き、中間層で増税となる人を出さないことであり、「計画の詳細を詰めている段階で、まだ検討中の問題はある」と述べた。

  ニュースサイトのアクシオスが先週、個人税率の上限は40%以上になると伝えたことについては、同長官は考慮されたことはないと指摘。アクシオスによれば、このアイデアはトランプ大統領の側近、バノン首席戦略官兼上級顧問が推進したとされるが、バノン氏がそれについて言及したのを長官は聞いたことがないとコメント。「35%を上限税率として、ほぼ全ての控除を縮小・廃止する」提案を政権は打ち出していると述べた。
  

原題:Mnuchin Dismisses Idea of 40 Percent Top Tax Rate for the Rich(抜粋)

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