20カ国・地域(G20)首脳会議は、シェルパ(首脳の個人代表)による8日未明までの調整作業の結果、貿易分野で合意に達した。声明で「保護主義との闘い」に言及する一方、鉄鋼の過剰生産能力を巡るトランプ米大統領の懸念や、同大統領が不公正だと主張する貿易慣行の存在を暗に認めることで一致が図られた。

  G20諸国の当局者2人が明らかにしたところでは、声明案は貿易分野について、G20が「相互の利益となる貿易・投資の枠組みの重要性に留意しつつ、開かれた市場を維持し、あらゆる不公正な貿易慣行を含む保護主義と引き続き闘い、この点で合法的な貿易保護手段のルールを認める」という内容。当局者の1人によれば、鉄鋼業界の過剰生産能力に対抗する新たな取り組みも約束するという。
  
  当局者らによると、最終的な声明取りまとめで未解決となっている気候変動部分について、意見相違の克服に向けてシェルパによる作業が続けられているという。

原題:G-20 Reaches Compromise on Trade After Wrangles on First Day
G-20 Reaches Agreement on Trade, Pledges to Fight Protectionism(抜粋)

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