7日の米国債は下落。朝方発表された米雇用統計で予想を上回る雇用増となったことから、米国経済への信頼感が高まり、利上げ見通しが強まった。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.39%。2年債利回りは1bp上昇の1.40%。

  米労働省の発表によると、6月の非農業部門雇用者数は前月比22万2000人増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は17万8000人増だった。

  米国債市場は次回米利上げの影響を注視している。ジャナス・ヘンダーソンのビル・グロース氏はブルームバーグラジオで12月にあと一度利上げする可能性が高いと述べた。

  多くの中銀当局者が金融政策に対してタカ派的な姿勢を示したことから、今週の債券は売りを浴びた。

  ブリッジウォーター・アソシエーツのレイ・ダリオ会長は6日のリポートで「政策の方向が逆転しつつある」と記し、中銀による景気刺激ペースは鈍化していくとの見通しを示した。中銀当局者の発言は「明確にはっきりと」緩和縮小に向かっていることを示唆しているとダリオ氏は続け、9年に及ぶ金利抑制と流動性供給の時代は終わりを告げると説明した。

  ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)によると、最近の相場下落は米国債の強気派にとって苦しい時期がさらに続く兆候だ。

原題:Treasury Curve Resumes Bear Steepening After Muted Jobs Reaction(抜粋)
U.S. Stocks Rebound, Bonds Fall on Economic Data: Markets Wrap(抜粋)
Dalio Calls End of Central Bank Era, Time to Head to Party Exit(抜粋)
Gundlach Sees More Pain for Bond Bulls as Hedge Funds Make Exit(抜粋)
Gross Says Global Bond Market Not in ‘Rout,’ Yields Should Climb(抜粋)

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