トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は7日、初の首脳会談を開催。2時間超に及んだ会談で両首脳は、シリア南西部での戦闘停止で合意した。シリア内戦の終結に向けた道筋を見いだしたい考えだ。

  ティラーソン米国務長官は20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれているドイツ・ハンブルクで記者団に対し、「戦闘停止で合意した」と述べ、これは「シリアに関して米国とロシアが協力できることを示す最初の例だ」と加えた。

  ただ、シリアでの停戦を確実なものにするのは一段と困難になっており、それは米ロ両国も最近の経験から認識している。オバマ前大統領も昨年、プーチン政権とシリア停戦を発表したが、シリアが人道支援の車列を攻撃したことを受け、停戦は発表のほぼ直後に崩壊した。

  ティラーソン長官はこのほか、トランプ大統領が会談で、2016年米大統領選へのロシア関与疑惑を持ち出したことを明らかにした。長官によれば、プーチン大統領はこれまでと同様に関与を否定した。

  16年米大統領選で実際に何が起きたかを巡っては、「現時点では、双方の主張がかけ離れていて一致点は見いだせない」と、ティラーソン長官は述べた。

原題:Trump, Putin Emerge from Two-Hour Meeting With Syria Cease-fire(抜粋)

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