著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイは、テキサス州最大の送電会社オンコー・エレクトリック・デリバリーの取得を目指している。米エネルギー会社ネクステラ・エナジーやハント家がこれまでにオンコーの買収を試みたが、いずれも失敗に終わった。

  7日の発表資料によると、バークシャーのエネルギー部門はオンコーの親会社であるエナジー・フューチャー・ホールディングスを取得することで合意した。再編後のエナジー・フューチャーの買収額は全て現金で90億ドル(約1兆円)。オンコーの全株式の価値を約112億5000万ドルと評価していることが示唆されている。

  今回の合意により、バークシャーはテキサス州当局にオンコー買収の承認を求める3社目の企業となる。州当局は1週間前に公共の利益にならないとして、3度目となるネクステラの180億ドル規模の買収提案を却下したばかり。昨年は石油・電力会社ハント・コンソリデーテッドの提案を退けていた。

  KKRとTPGキャピタル、ゴールドマン・サックス・キャピタル・パートナーズによる過去最大規模のレバレッジド・バイアウト(LBO)を通じて設立されたエナジー・フューチャーにとって、バークシャーによる買収は破産法適用下から脱却するための鍵となる。同社は2014年以来、500億ドル相当の債務再編に取り組んでいる。

原題:Berkshire Trying an Oncor Takeover in Texas Where Others Failed(抜粋)

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