世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツのレイ・ダリオ会長は中央銀行が景気刺激措置を繰り出す時代は終わるとの見方を示した。世界経済は新たな段階に向かい、中銀がこれまで同様に金融市場を支えることはなくなるだろうと予想した。

  ダリオ氏は6日のリポートに「政策の方向が逆転しつつある」と記し、中銀による景気刺激ペースは鈍化していくとの見通しを示した。投資家としては「今のところ踊り続ければいいが、宴会会場の出口に近づき、先行きをよく読むことだ」と強調した。

  中銀当局者の発言は「明確にはっきりと」緩和縮小に向かっていることを示唆しているとダリオ氏は続け、9年に及ぶ金利抑制と流動性供給の時代は終わりを告げると説明した。今は「中銀当局者が成長とインフレを熱過ぎず冷め過ぎずの水準で維持するのにちょうどよいペースで引き締めようとする」サイクルの始まりにあるとの認識も示した。

  その一方でダリオ氏は、今年に入って世界各地で最高値を更新した株式のほか、国債利回りが過去の平均を下回ったままの債券市場への具体的な影響は詳述しなかった。ただ、投資家はリスクの高い時代に直面しているとの見方を示唆した。

原題:Dalio Calls End of Central Bank Era, Time to Head to Party Exit(抜粋)

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