米ハワイ州の連邦地裁判事は6日、トランプ政権の入国制限令の明確化を求める同州の申し立てを退け、この問題は連邦最高裁で取り上げられるべきだとの見解を示した。

  ホノルル連邦地裁のデリック・ワトソン判事の判断は、イスラム教徒が多数派を占める6カ国からのビザ(査証)申請者や世界各地からの難民の入国を制限する6月30日執行の命令が10月に最高裁による見直しまで効力を維持する公算が大きいことを意味する。

  ハワイ州は、連邦最高裁が先週トランプ大統領の入国制限令の部分的執行を認めた際に決めた対象者の範囲に関する指示に政府が違反したと主張。ハワイ州のチン司法長官は近親者との関係に関する国務省の解釈はあまりに狭く、祖父母や孫、義兄弟姉妹、おじ、おばなどを除外していると指摘していた。

  ワトソン判事は、米国との「真正」な関係を持つ者の入国を政府は認める必要があるとの最高裁の判断が何をするかを明確にできるのは最高裁だけだとの見解を示した。
  

原題:Hawaii Loses Bid for Clarification on Trump Travel Ban (1)(抜粋)

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