米医療保険最大手のユナイテッドヘルス・グループと投資会社ビスタ・エクイティ・パートナーズは、ヘルスケア業界および教育機関向けのコンサルティング会社アドバイザリー・ボードを分割してそれぞれ買収することで合意に近づいている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に匿名を条件に語った同関係者によると、ユナイテッドヘルスが分割後のアドバイザリー・ボードのヘルスケア部門を、ビスタが教育部門をそれぞれ買収する。関係者の1人は、教育部門の売却額は最大15億ドル(約1700億円)になる可能性があると指摘した。

  6日の米株市場で、アドバイザリー・ボードの株価は一時14%値上がり、およそ2年ぶりの高値を付けた。終値は3.7%高の54.20ドル、これに基づく時価総額は約22億ドルになる。

  関係者によると、合意が確実なわけではなく、内容の複雑さから発表は最長1カ月先になる可能性もある。アドバイザリー・ボードとユナイテッドヘルスの広報担当者はいずれもコメントを控えた。ビスタの広報担当者にコメントを求めたが今のところ返答はない。

  「物言う投資家」エリオット・マネジメントは1月、アドバイザリー・ボードの株式8.3%を取得したと開示し、株主価値の最大化につながる機会について建設的な対話を望むと表明。アドバイザリー・ボードが身売りの可能性を含む戦略的選択肢を検討することに同意したのを受け、エリオットは3月に同社とスタンドスティル契約を結んだ。

  アドバイザリー・ボードはゴールドマン・サックス・グループとアレンを起用して身売り先を探していた。

原題:UnitedHealth, Vista Said Near Deal to Split Advisory Board (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE