韓国のサムスン電子は、4-6月(第2四半期)の営業利益が過去最高となり、市場予想も上回った。世界の半導体需要が依然強いことに加え、旗艦スマートフォンの新モデル「ギャラクシーS8」が好調だった。

  7日公表された暫定集計では、営業利益は14兆ウォン(約1兆3700億円)に増加。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は13兆ウォンだった。売上高も60兆ウォンに増え、アナリスト予想(58兆4000億ウォン)を上回った。

  携帯電話と半導体メモリー製造で最大手のサムスンは、昨年の「ノート7」の発火事故と販売打ち切りで落とした評判の回復と、アップルや中国メーカーに奪われたシェアの奪回をギャラクシーS8に託している。4-6月期の好業績は、同社が引き続き、携帯機器やパソコン(PC)に搭載される半導体メモリーの値上がりの恩恵を得ていることを示す。

  ユジン投資証券のアナリスト、イ・スンウ氏は決算発表前、「ライバル企業がノート7の騒動に乗じることができない間に、サムスンは半導体とディスプレーで大きな利益を上げた」と指摘。「同社に有利な半導体市場の状況は恐らく当分続くだろう」と分析した。

  サムスンは暫定集計では純利益と部門別利益を公表していない。月内に監査済み決算を発表する。

原題:Samsung Rides Surging Chip Demand to Record Quarterly Profit (1)(抜粋)

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