米検察当局は、主要銀行8行から北朝鮮企業と関連する多額の資金を差し押さえようとしていることを明らかにした。4日の独立記念日に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、緊張が高まる中、公表された。

  コロンビア特別区連邦地裁は5月、米当局が求めていた8行への差し押さえ令状を認める判断を下した。7月6日公表された同裁判所文書にはバンク・オブ・アメリカ(BofA)とバンク・オブ・ニューヨーク・メロン、シティグループ、ドイツ銀行、英銀HSBCホールディングス、JPモルガン・チェース、英銀スタンダードチャータード、ウェルズ・ファーゴの8行が米国の北朝鮮制裁に故意に違反したと米当局が見なしていることを示す記述はない。

  米当局が差し押さえ令状を請求したことは、北朝鮮と米金融システムの接点を特定し、取り除こうと引き続き取り組んでいることを示す。

  同文書によれば、これら8行は2009年以降、北朝鮮とつながりがある企業のために7億ドル(現在のレートで約790億円)強の資金を取り扱ってきた。BofaとJPモルガン、ウェルズ・ファーゴはコメントを控えた。バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、シティ、ドイツ銀、スタンダードチャータードはコメントを出さず、HSBCは取材に返答しなかった。

  コロンビア地区連邦地検の報道官はコメントを控えた。

原題:U.S. Seeks North Korea Funds From Eight International Banks(抜粋)

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