6日の米国債は下落。償還期限が長めの国債を中心に売られた。欧州債市場では主要国債をはじめ全般的に売りを浴びた。先進国の中央銀行当局者が示すタカ派的な姿勢が引き続き金融市場に影響を及ぼしている。7日は米労働省が6月の雇用統計を発表する。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.37%。30年債利回りは6bp上昇して2.90%だった。
  
  米ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は債券売りについて、まだ始まったばかりだとの認識を示した。

  ここ数週間では金融緩和政策の解除に向かうアジア、欧州、米国の中銀からよりタカ派に傾いた発信が続いている。

  給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートによると、6月の民間雇用者数は15万8000人増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は18万8000人増だった。7日発表の米雇用統計では17万8000人の雇用増が見込まれている。

  欧州中央銀行(ECB)は6月の政策委員会で、必要があれば債券購入プログラムを拡大するという文言を声明から削除することを検討した。6日に公表された同月7、8両日の議事要旨が示した。

  この日の欧州債市場ではドイツ10年債が下落。利回りは重要な水準とみなされていた0.50%を上抜いた。この日のフランス債入札で結果が芳しくなかったことを受け、欧州債は売られた。

原題:U.S. Stocks Drop Most Since May, Bond Rout Worsens: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bear Steepen as EGB Sell-Off Weighs Ahead of Jobs(抜粋)

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