オーストラリアの大都市での住宅価格高騰は力強い需要と供給不足が原因で、「バブル」を示唆するものではないとHSBCホールディングス豪州部門のチーフエコノミスト、ポール・ブロクサム氏が指摘した。

  同氏は6日のリポートで、「全豪レベルでは住宅の供給不足が住宅価格上昇の主因だ」と分析。「豪州では、世界的な金融危機の際に米国やスペインで起きたような急激な住宅値下がりが起きる可能性が低いことを示唆している」と指摘した。

  豪準備銀行(中央銀行)のエコノミストだったブロクサム氏は住宅価格上昇について、「ファンダメンタルな要因」でほとんど説明できるとして、「その結果、バブルとは判断していない」と述べた。

  同氏によれば、メルボルンやシドニーの住宅需要を下支えしてきたのは国内外からの移住や海外からの投資、新規供給不足など。鉱山ブームの後退で需要が鈍化しているパースなどでは値上がりはずっと小幅だという。
  
原題:Australian Housing ‘Bubble’ Fears Overblown, HSBC Economist Says(抜粋)

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