5日の米国株相場は上昇。6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で保有資産縮小の開始時期について議論したことが明らかになり、景気に強気でタカ派的な姿勢と受け止められ、買いが入った。過去3週間に売り込まれていた半導体銘柄が買われ、テクノロジー株の反発を促した。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.2%上昇の2432.54。ナスダック総合指数とナスダック100指数はそれぞれ0.7%、0.9%上げた。ダウ工業株30種平均は1.10ドル(0.1%未満)安の21478.17ドル。

  この日公表されたFOMC議事録で、一部参加者が投資家の間での「リスク許容度の高まり」が資産価格を押し上げ、金融安定のリスクにつながりかねないとの懸念を表明したことが明らかになったにもかかわらず、S&P500種指数は3営業日続伸となった。

  S&P500種の業種別11指数では情報技術が上昇。一方、ニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅反落となったことを受け、エネルギー株は下落した。

  個別株では、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)やマイクロン・テクノロジーなどの半導体関連株が値上がり率上位銘柄に入った。自動車部品小売りのオライリー・オートモーティブは、4-6月(第2四半期)の既存店売上高が会社予想を下回ったのを手掛かりに売られた。

  前日の北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射を受け、この日は国連安全保障理事会が緊急会合を招集するなど緊張が高まったが、市場ではほとんど材料視されなかった。

原題:Stocks, Dollar Gain Amid Fed Minutes as Oil Drops: Markets Wrap(抜粋)
原題:Now Fed Officials Are Starting to Wonder If the VIX Is Too Low(抜粋)
原題:O’Reilly Plunges as Sales Miss Shows Retail Slump Continuing (1)(抜粋)

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