5日の米国債市場では10年債が上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録を発表した直後は、上げ幅を縮小した。

  ニューヨーク時間午後5時現在の10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.32%。2年債利回りはほぼ変わらずの1.40%。

  FOMC議事録(6月13-14日開催分)によると、会合ではバランスシート縮小の開始時期を巡り当局者らの意見が一致しなかったが、緩やかな利上げ継続に対する支持をあらためて表明した。

  議事録に反応し、5年債と30年債のイールドカーブは一時フラット化した。

  午前の取引では、原油安の影響で10年債は上昇していた。この日のニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は大幅反落。ロシアは石油輸出国機構(OPEC)主導の減産について、削減幅の拡大にはどのような提案にも反対する方針だと関係者が明らかにした。

  米製造業受注は5月に前月比0.8%減少と、市場予想の0.5%減より大幅な落ち込みだったが米国債を動かす材料にはならなかった。

  今週は7、8両日にハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議が行われる。

原題:USTs Dip, Flatten After FOMC Minutes Affirm Gradual Rate Hikes(抜粋)
Treasuries Steady as Losses After FOMC Minutes Pared Into Close(抜粋)

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