ドイツ銀行はこれまで帳簿上ロンドンにあったトレーディングと投資銀行業務の資産の大きな部分を、本社のあるフランクフルトに移管する準備を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。英国の欧州連合(EU)離脱への対応だという。

  関係者が協議は非公開だとして匿名を条件に述べたところによると、ドイツ銀はこれまでロンドンでの活動として報告してきた事業の大半を、フランクフルトの「ブッキングセンター」に移す。数百人のトレーダーの職と最大2万件の顧客口座も移される公算が大きいと別の関係者が述べた。

  最終案はまだまとまっておらず、英国のEU離脱シナリオ次第で随時見直されるが、恐らく向こう1年半の間に実施されるという。フランクフルトのブッキングセンターの整備は段階的に行われ、インフラとテクノロジーへの投資やオフィススペース確保が必要だと関係者の1人が述べた。

  ドイツ銀の広報担当、クリスチャン・ストレッカート氏はコメントを控えた。

原題:Deutsche Bank Is Said to Bolster Frankfurt Hub in London Retreat(抜粋)
Deutsche Bank Is Said to Retreat From London for Frankfurt (2)

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