中国本土市場の人民元スポットレートと中国人民銀行(中央銀行)が毎営業日設定する中心レートの開きが大きくなっており、この乖離(かいり)縮小を狙い中銀が再び介入するかもしれないとの観測が広がっている。

  人民元は3日、中心レートを0.18%下回って引け、開きが6月26日以来の大きさとなった。4日は0.16%下回った。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)によれば、当局は乖離拡大を好んでいない。当局と市場の相場見通し対立を示唆し、地合いに影響し得るためだ。

  ソシエテ・ジェネラルの新興市場外為戦略責任者ジェイソン・ドー氏(シンガポール在勤)は4日のリポートで、「当局がどれほど試みても、元相場が中心レートをかなり下回る状況の解消は困難だということが分かりつつある。当局が現状を潜在的な資本流出圧力もしくは投機的な活動だと見なしている場合、介入はもっと定期的に行われる可能性がある」と指摘した。

原題:Yuan Intervention May Loom as Gap With Fixing Rate Widens Again(抜粋)

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