欧州中央銀行(ECB)のプラート理事は4日、政策当局者らはECBの景気刺激策を辛抱強く、粘り強く推し進めるべきだと述べた。一方、メルシュ理事はこの日、ECBの債券購入の構成を見直すべきだと指摘した。

プラートECB理事
プラートECB理事
Photographer: Martin Leissl/Bloomberg

  プラート理事はローマでの債券関連会合での講演で、「われわれは辛抱強くなる必要がある。インフレの収れんがデータにもっと明白に現れるにはなお時間が必要なためだ」と発言。「また粘り強さも必要だ。将来のインフレの基本シナリオは引き続き、非常に緩やかな金融状況に大きく左右され、この金融状況は現在の緩和的な政策スタンスに依存するところが大きいためだ」と説明した。

  メルシュECB理事はこの日、フランクフルトでの講演で、ECBは量的緩和(QE)の「構成に関して議論」するだろうと述べたが、具体的な議論の内容は示さなかった。ただ講演では購入額が最も少ない資産担保証券(ABS)が主に取り上げられた。

原題:Praet Urges Patience as Mersch Says ECB Could Review QE Makeup(抜粋)

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