ロシアは、石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とする主要産油国が現在の協調減産合意を維持することを望んでおり、今月の閣僚会議でさらに踏み込んだ減産提案が行われた場合、それに反対する方針だ。ロシア政府当局者4人が明らかにした。

  既存の協調減産合意の延長後、時間を置かずにさらなる供給削減が実施されれば、石油市場に誤ったメッセージを送ることになると、当局者の1人は指摘。そのような動きは、OPEC加盟国とロシアなど非加盟国が、合わせて日量180万バレルの協調減産を2018年3月まで延長する合意だけでは価格を支えるのに不十分と懸念していると受け止められかねないと説明した。4人とも匿名を条件に語った。

  ロシアは一部のOPEC加盟国と非加盟国の閣僚会議を今月24日にサンクトペテルブルクで主催する計画。世界的な供給過剰の解消に向けた取り組みの進捗(しんちょく)状況について協議する。米国でシェールオイルの生産が回復する中、既存の協調減産では不十分ではないかとの見方がある。

原題:Russia Said to Oppose Any Move to Deepen OPEC Cuts at July Talks(抜粋)

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